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介助犬普及に協力を 各務原の松山さんが知事訪問

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中日新聞より
 
 
 
 
古田肇知事(右)に介助犬普及の手伝いを要望する松山ゆかりさん(中)=県庁で
写真
 
 
愛知県長久手市の介助犬総合訓練センターが五月に開所五周年を迎えるのを前に、介助犬と生活する各務原市の松山ゆかりさん(31)らが二十一日、県庁に古田肇知事を訪ね、介助犬普及に協力を求めた。
 
 
松山さんは、脊髄(せきずい)の疾患により手足が不自由。二年半ほど前から、センターを運営する日本介助犬協会(横浜市)が育てた介助犬ジョイと各務原市内のアパートで生活している。介助を受ける一方、餌やりなどでジョイを世話するうち「面倒をみるには自分がしっかりしないと」との意識が芽生え、買い物などに積極的に外出するようになったという。
 
 
この日はジョイも同行。「ジョイと出会い、自宅に閉じこもっていた人生が変わった」と古田知事に訴えた。「(身体障害者が)介助犬を知るきっかけが増えれば」と話す。
 
 
協会の大島慶久理事長ら関係者も松山さんとともに県庁を訪問。身体障害者の体を起こしたり、落とし物を拾ったりする介助犬の役割を説明し、協会のPR犬による実演も披露した。センターをめぐっては、県は建設費として百万円を補助している。
県によると、介助犬は全国で七十一匹がおり、県内は松山さんのジョイのみ。
 
 
(藤沢有哉)

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