うちのとらまるさんより
希望の牧場に希望はあるのでしょうか
先日あった看板の破壊事件
本当に真っ二つにされていました
この行為をした人間は これで何を得たのでしょうか
この破壊事件前にもあった 火の気がないところのボヤ騒ぎ
旧警戒区域は依然として空き巣盗難などが発生しています
人の住めなくなった地域は やはり治安も行き届きません
これ以上 何もないことを祈るばかりです
そのとばっちり? を受けた「えさ台」
本体は希望の牧場スタッフがしっかり保管していただいています
ブタ野郎たちにしょっちゅう破壊されているこちらとしては
正直それほどショックもありません(笑)
また設置するのみです
どうせなら対ブタ野郎(イノシシのこと)対策で
高くしたものを設置させていただきました
地上高120cm
おのぼりさんver.1.0も設置
問題は猫ちゃんが登ってくれるか
さらに ひ弱なおのぼりさんが動物の猛攻に耐えられるのか
見守りたいと思います
「えさ台」設置が完了し牧場内に車を進めると
電源&溶接トラックが道を塞いでいました
希望の牧場代表の吉沢氏が何やら作業をしています
赤い建物は 広報センター? ビジターセンター?
なんか建物の名前があったような気がしますが
中には牧場を理解していただくための資料やパネルが置いてあります
牧場を訪れた方々はこちらを是非ご覧くださいね
振り返ると 牛の餌
それほど多く感じません
牛の餌支援団体ウィズキャトルが頑張って餌を集めていますが
先のことを考えると不安を感じます
作業を少し中断
お話を伺います
「一緒に頑張ってきた農家さんたちの中から」
「心が折れてしまった人がいるんだ」
「これからもっと厳しくなっていくだろう」
すでに殺処分されつつある牛たちがいるようです
3年
毎日毎日の世話ですから本当に長い期間ですね
余程の強い意志がなければ続くわけがない
いつも明るい吉沢さんの顔が曇ります
しかし
希望の牧場は--
の問いに
「うちはやるよ」
「訴え続けるよ」
餌は心配じゃないですか--
「集めるしかないじゃないか」
「何とかするんだよ」
仲間のリタイヤには顔を曇らせた吉沢さんですが
自分の事に関しては迷いも何もありません
少し休憩したのち
「おっそうだ餌箱取って来てやるよ」
と言って外に出て
牧場内移動用スクーターで牛舎のほうへ
「ほらよ」
すみません お手数かけました
ありがとうございます
すっかり日が落ちています
しかしまだまだ作業はするようです
破損は軽度だったので すぐに再生できそうです
大事に保管していただき ありがとうございました
看板の取り付け
単管パイプの溶接
マスクなしだから吉沢さんの顔が焼けていました
ほぼ真っ暗になり
これ以上お邪魔するのも申し訳なく帰ることにしました
吉沢さん
本当にお疲れ様です
牛たちは自分の身に何が起こっているかもわからないのでしょう
餌を一生懸命食べています
吉沢さんは餌をケチりません
先のことを考えセーブしているのかと思えば そうではないようです
とにかく牛たちを飢えさせない
もちろん食い負けする弱い牛も出てきますが
餌があるうちは腹一杯食べさせる
そういう主義のようですね
世間はゴールデンウィークに入ります
もちろん自分の生活優先はわかります
でも
福島の地で ぎりぎりで生きている命があること
それは忘れないでいただきたいです
そして どうすればいいのか
国や大きい力に流されて生きるのではなく
自分たちの頭で考えなければいけないと思いました