中日新聞より
麻薬のにおいが付いたかばんをかぎ分ける麻薬探知犬=中部国際空港で
名古屋税関主催の夏休み親子税関見学会が18日、常滑市の中部国際空港であり、小学生ら34人が参加した。
かばんを二重底にして隠したり、まゆ状にして口からのみ込んだりする薬物の密輸手口を展示物で紹介。中部空港税関支署の職員は「知らないうちに、“運び屋”にならないように。他人の荷物を安易に預からないでほしい」と注意を呼び掛けた。
偽ブランド品や、ワシントン条約で規制されている動物の剥製などの押収品も公開された。空港で活躍する麻薬探知犬2頭も登場。麻薬のにおいが付いたかばんを瞬時にかぎ分けると、子どもたちから歓声が上がった。
(安田功)