※支援・カレンダーなどは記事元様まで。
先日の愛護フェスタへ来てくださった杉本彩さん
ですが、今回、時間の許す限り各場所の視察を
してくださる事となり、愛護フェスタの次の日の24日
一緒に管理センターへ行って来ました。
まずは管理センター所長、行政側と一緒に
今の置かれた現状や取り組み、意見交換を
してきました。
彩さんも長崎市の行政のストレートな意見や
愛護フェスタのパネルディスカッションの際
所長が行政側の本音として嫌われる覚悟で
言葉にしていく所など、素晴らしいと言われて
いました。
普通は中々本音を発信しない行政が多い中
胸を張って伝えて言っている所に、良い方向にも
繋がっているだろうし、そこに信頼、連携もうまれて
いっているんじゃないかと話をされていました。
良い意味でこんな行政も珍しいと
全国各地で視察を重ねてこられた彩さんの
率直な意見でした。
もちろん、まだまだ課題も多く、センターからの
譲渡に関してや、譲渡後の経過観察の重視
そしてガス処分機の完全廃止、犬達の医療費の
確保など、施設拡大、今以上に良い方に改善してほしい
願いは私たちにもあります。
ですが、話の中でもありましたが、1歩1歩
確実に進む事が大切だと言われていました。
したい事、改善したい事は山ほどあっても
一気に全てを良い方向に進めるのも、かなり
難しいです。
私達も良く嫌われ役になることがありますが
それで良いんです。
これも以前、熊本市の愛護センター元所長さんが
言われていましたが、嫌われる行政になろう。
この言葉も凄く痛感しています。
無碍に持ち込む飼い主を追いかえしたり
説得したり、そしてネグレクトや飼育状況の
改善の際には時には厳しく、譲渡の際も
誰にでも渡せるわけでもなく、難しいとなれば
断ることなど、嫌われて当然のような気がします。
行政側はそれだけ現場で無責任な飼い主、飼育者を
直視して体験したからこそ、厳しくもなることも
知っていてもらいたいことの1つだと思います。
積もる話もまだまだあったのですが、犬舎の方の
見学もあったので、犬舎へ移動しました。
犬舎入ってすぐには現在、チョコちゃん♀1歳が
大興奮で彩さんをお出迎え。
写真からも本当に伝わってくれると思いますが
彩さんも無邪気に何も気にする事なく、無我中で
チョコと触れ合っていました。
チョコも嬉しそうで必死に彩さんに抱きつき
見ている私達がドキドキ(+_+)
ですが、『大丈夫、大丈夫(*´∇`*)』と
収容されている犬達と触れ合ってくれていました。
次々に犬舎の子達の説明をしながら、1頭1頭
ポップを見ながら触れ合ったり、立ち止まったり
してくれていました。
神浦地区で保護された♀っ子達も
人の側で触れてもらい満足そうな様子でした。
犬舎でじゃれていると、どうしても汚れたりも
してしまうのですが、そんな事も全く気にすることない
彩さんの姿がは親近感もありながら何だかとっても
嬉しかったです。
見せかけだけの愛情じゃない・・・・。
初めて会ったのにも関わらず、収容犬という
色眼鏡で見る事もなく、心から彼らの事を
想い、気にかけてくれていました。
ただ時間が押し迫っていたので、バタバタには
なってしまったのですが、猫達や仔犬、小型犬達の
部屋にも立ち寄り、持ち込まれた経緯や年齢、今の
現状など聞いてくれていました。
みんな、みんな、1日も早くココから出れると
良いね・・・・。
皆の幸せ報告が出来るように、譲渡会はもちろん
各方面で呼びかけも続けていきます!!
彩さんと共に短い時間ではありましたが、
行政側との交流や視察、長崎市の現状を
直視してもらえたことは大変有意義な時間でした。
今の長崎市の動物達が行き場を失うことないよう
そして笑顔が溢れていけるように、引き続き行政側とも
連携を取りながら頑張っていきます!!
明日は譲渡会なので良縁に恵まれますように・・・・。
彩さん、お忙しいにも関わらず
本当にありがとうございました<(_ _)>