(フジテレビ系(FNN)) - Y!ニュースより
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栃木県の林道で5日、5匹の犬が保護された。これらの犬が保護された現場からは、27匹の死骸も見つかった。
栃木・日光市にある栃木県ドッグセンターに、5日、那珂川町の林道で発見された4匹の犬が保護されている。
少しやせてはいるものの、元気いっぱいの様子のコーギーとシバイヌ。
4匹の犬は5日、那珂川町の林道で保護された。
保護された犬が見つかったのは、山の中の林道。
昼間でも薄暗く、人通りはほとんどない。
少しやせてはいるものの、元気いっぱいの様子のコーギーとシバイヌ。
4匹の犬は5日、那珂川町の林道で保護された。
保護された犬が見つかったのは、山の中の林道。
昼間でも薄暗く、人通りはほとんどない。
5日午前10時半ごろ、ここで異様な光景が目撃された。
「野犬がうるさい」という住人からの通報を受けた、県の動物愛護指導センターの職員が、林道で4匹の犬を発見した。
保護するために追っていると、林道の崖下に、27匹もの小型犬の死骸が放置されているのを見つけた。
保護するために追っていると、林道の崖下に、27匹もの小型犬の死骸が放置されているのを見つけた。
27匹の死骸は、ミニチュアダックスフントやトイプードル、チワワなど人気の小型犬ばかり。
ほとんどが大人の犬で、中には赤い服を着せられた犬の死骸もあったという。
地元の人は、「(どういう道?)林道で、ほとんど使わない」、「野犬は全然いない、ここは。(犬が)いること自体がおかしい」などと語った。
周囲の人によると、現場付近は普段、犬がいる様子はないという。
しかし、現場を取材していたところ、人に慣れている様子の犬がいるのが目撃された。
ほとんどが大人の犬で、中には赤い服を着せられた犬の死骸もあったという。
地元の人は、「(どういう道?)林道で、ほとんど使わない」、「野犬は全然いない、ここは。(犬が)いること自体がおかしい」などと語った。
周囲の人によると、現場付近は普段、犬がいる様子はないという。
しかし、現場を取材していたところ、人に慣れている様子の犬がいるのが目撃された。
27匹の犬の死体が発見された現場は、山へと分け入る細い道の先にある。
また、4匹とは別に、死骸のそばで衰弱したトイプードル1匹も保護された。
警察によると、死骸は、崖下に無造作に投げ捨てたような状態で見つかっていて、犬は衰弱した状態で投げ捨てられた可能性もある。
栃木県では10月31日にも、およそ20km離れた鬼怒川の河川敷で、40匹以上の小型犬の死骸が発見されている。
さくら市で犬の死骸を見た人は「(犬の死骸を捨てたのは?)本当に土地勘のない人だと思う。(河川敷で)一番目立つところですから。(犬は)赤いベストを着ていたり、首輪もちゃんとしている。飼い犬(捨てたのは)ブリーダーじゃないかと思う」と語った。
こうした背景には、2013年9月の動物愛護法の改正が影響しているとの指摘もある。
こうした背景には、2013年9月の動物愛護法の改正が影響しているとの指摘もある。
全国動物ネットワークの鶴田 真子美代表は「法改正にともなって、売れなくなった動物たちの引き取りが、センターや保健所でやれなくなった。ブリーダーたちは、売れなくなった動物の処分に、大変困っている状況がある」と語った。
警察は、廃棄物処理法違反などの疑いで、2つの事件の関連を含め、捜査している。
警察は、廃棄物処理法違反などの疑いで、2つの事件の関連を含め、捜査している。