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口永良部島噴火 「農家は牛残したまま」 避難長期化に不安の声も

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産経新聞より



 口永良部(くちのえらぶ)島での噴火による農業や漁業への影響は限定的とみられるが、関係者は噴火の長期化を懸念する。鹿児島県農政課によると、島では4軒ほどの農家で牛の放牧が行われている。県の担当者は「人命優先で農家は牛を残したまま避難している。草も水もあるので当面は問題はなさそうだが、避難が長引けば不安は高まる」と心配する。

 島の漁業は近海でのイセエビ漁が中心。4月末に漁を終えているが、9月に再開し11月まで続く。屋久島漁業協同組合の寺田一美参事(55)は「屋久島側の漁業も含め影響は少なそう。ただ噴火が長引けば、どのような影響が出るかは見通せない」と話した。

 空路や海路にも目立った影響は出ていない。国土交通省によると、航空各社の飛行経路に大きな変更は出ていない。海上保安庁も航行する船舶に注意を呼びかけているが、担当者は「もともと多くの船が運航する海域ではない」と説明した。


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