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千葉)神戸の妊娠ゾウを受け入れ 市原ぞうの国

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朝日新聞より
 
 
 
 
 
写真・図版
ズゼの様子を見る坂本小百合園長(左)=市原
 
 
国内最多10頭のゾウを飼育する「市原ぞうの国」(市原市)が、神戸市立王子動物園から妊娠中のアジアゾウのズゼを受け入れている。2頭の繁殖を成功させた同園で、子育てする別のゾウと過ごしながら5月の出産を待つ。ゾウの出産アシストは国内初だ。
 「うちのズゼを預かってもらえませんか」。王子動物園から、ぞうの国の坂本小百合園長に要請があったのは昨年6月だった。
 ズゼは2004年と2007年に出産したが、いずれも子育てを放棄。生まれた2頭は飼育員が育てたが、骨形成不全による骨折で寝たきりとなった後に死亡した。母乳が摂取できなかったことが一因とされている。

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