秒刊サンデーより
深刻な大気汚染に悩まされる中国では26日、「PM2.5」の濃度の深刻度を示す4段階警戒警報のうち上から2番目のオレンジ警報を出したと発表。もう1段階悪化すれば「赤警報」になるとのことだが、すでにオレンジ警報が6日間も続いた状態だという。赤警報になるのはPM2.5の量が3日連続で300マイクログラムを超えると予想された際に発令されるのだという。
参照
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303616704579407693486361078.html
ウォールストリートジャーナルの情報によると、すでに「赤警報」となってもおかしくない状態であることが判明。しかし、現段階ではPM2.5の量が3日間連続で300マイクログラムを超えることがなく、赤警報ではないようだ。Weiboなどでは死体が転がってようやく赤警報になるのではないかという冗談も飛び出しているという。
また写真を見ると「ガスマスク」をしながらマラソンを行う国民や、犬にまでマスクをしているという、他国にガス攻撃にあったような何とも悲惨な状況がうかがえる。
―日本でも100マイクログラム
昨日は日本でも大気汚染が激しく、福島、新潟、富山、大阪をはじめとする都市で多くのPM2.5が観測された。特に新潟では100マイクログラムを超える状況となっていた。もちろん発生源である中国はそれをはるかに上回る大気汚染に悩まされているわけですが、はたしてこの問題は解決するのだろうか。
(ライター:たまちゃん)