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NPO、犬殺処分ゼロ目指す

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中国新聞より
 
 
 
 
【写真説明】引き取った犬を飼育しているピースウインズ・ジャパンの収容施設。後方は犬舎(広島県神石高原町上豊松)
 
 
広島県神石高原町に拠点を置くNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が21日、年間2千匹を超えている県内の犬の殺処分を千日以内にゼロにするプロジェクトを始める。2011年度の県内の犬猫の殺処分計8340匹が都道府県で最多だったのを受け「汚名返上」を目指す。
 
 
 計画では、同町の民有地を借りて約200匹収容の運動場付き犬舎を順次建設。県動物愛護センター(三原市)などから殺処分対象犬を引き取って譲渡会を催し、新しい飼い主に仲介する。
 
 
併せて動物愛護団体と連携し、捨て犬をなくす啓発活動を展開。処分対象を減らしていく。年間5千万円超を見込む費用はペット関連企業や個人の寄付などを見込んでいる。
 
 
動物愛護週間(20~26日)中の21日午後2時から同町上豊松の仙養ケ原ふれあいの里で、呉市出身の獣医師アルシャー京子さん(44)によるドイツの殺処分ゼロの無料報告会を開き、スタートとする。
 
国内外の紛争・被災地の復興支援をしているPWJは11年4月、同町に災害救助犬訓練センターを開き、処分対象の犬の受け入れも始めた。ピースワンコ事業と名付け、現在、同町や県から引き取った約100匹を飼っている。近く定款に動物保護を加え、11人いるスタッフも増員する計画だ。
 
 
大西純子事業リーダー(41)は「行政や企業とも力を合わせ全国のモデルにしたい」と強調。県動物愛護管理推進協議会事務局(県食品生活衛生課)は「機動力に期待したい」と歓迎している。災害救助犬訓練センター=電話0847(89)0039。
 

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