今月に入ってボランティアに来てくださったいわき市に住所があるボランティアさんには、署名協力のお願いをしておりました。
現在、リスタと、いわき市で活動されている「アニマルサポートの輪いわき」様との連名で要望書を作成し署名を集めています。
現在いわき市では、飼い主のいる犬と猫の不妊・去勢手術費用に対して、費用を一部助成する制度を設けています。
このなかには、飼い主がいない猫への不妊・去勢手術費用は対象外となっています。
今回の要望書は、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の助成制度の創設を求めるものです。
リスタではこれまで、飼い主がいない約200匹の猫の不妊・去勢手術を実施してきました。
なかには、いわき市所有の公園等で50匹規模の現場になってしまっているところもあります。
また、いわき市民の方で気持ちのある方は、ご自身で一般の価格の動物病院で不妊・去勢手術を実施されております。
飼い主のいない猫に関する問題は「餌をやるな」では解決しません。
不妊・去勢手術を実施する、
餌やりさんのマナー、
そして一代限りの命を全うさせる、ということをしていかなければ解決しません。
今月末に締切、集計し、提出いたします。
いわき市にお住まいの方で署名集めにご協力してくださいます方は、
用紙をお送りしますのでご連絡いただきたく、よろしくお願いいたします。
用紙は郵便かFAXでお送りすることも可能です。
HPのトップページの左下に、こちらのメールアドレスの記載がございます。
迷惑メールの対策をされている方は、こちらからのメールが受信できるように設定していただきましてから、ご連絡をお願いいたします。
飼い主のいない猫への不妊・去勢手術費用に対する補助を求める署名
いわき市長 清水敏男様
犬や猫は愛護動物として法律で守られています。
しかし、飼い主に棄てられた猫は愛護動物でありながら放置され、野良猫として地域で生きざるを得ません。
これらの野良猫たちが年三回出産をすると、一年間で12~15匹の猫が増えていくことになります。
私たち「LYSTA~動物たちに光と再生を。」「アニマルサポートの輪いわき」は、野良猫(飼い主のいない猫)への不妊・去勢手術を実施しています。
不妊・去勢手術を実施することにより、猫に起因するトラブルを減らし、人と動物が共生できる街づくりを目指します。
現在いわき保健所に収容され殺処分されている愛護動物のほとんどは、飼い主のいない猫です。
環境省の指針に習い、いわき市における殺処分ゼロに向けた重点施策は、飼い主のいない猫をどれだけ減らすかにかかっています。
いわき市の公園等に居着いている飼い主のいない猫においても、不妊・去勢手術が実施されていなかったことから、50匹を超える現場になってしまった案件もあります。
この、多頭の現場に関しては、一斉に不妊・去勢手術を実施したことにより、これ以上の爆発的な増加を食い止めることができました。
手術をしなければ750匹という数になってしまいます。
これは、野良猫を捕獲(Trap)し、不妊手術(Neuter)を実施し、元の場所に戻す(Return)というものであって、猫の一代限りの命を全うさせる「TNR活動」であります。
猫を減らすには、個体の自然減少を目指す取り組みが最も効果的です。
私たちの団体で調べた範囲では、全国の県や市町村で飼い主のいない猫の不妊・去勢手術に対する助成制度を創設し、殺処分減少に効果をあげています。
要望事項
1、いわき市においても、飼い主のいない猫に対する不妊・去勢手術費用に対する補助を、いわき市として創設してください。
もう1匹はひどいフケに悩まされかゆがるため、夏場のみお風呂に入れます。冬は風邪をひく可能性があるので、お風呂に入れません。お風呂も大変ですが、乾かすことも非常に大変です。