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県が保護した犬4匹 動物愛護施設へ初の引き渡し (鳥取県)

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日本海新聞より
 
 

県が保護した犬4匹 動物愛護施設へ初の引き渡し

 民間の獣医師が運営する動物愛護施設「人と動物の未来センター アミティエ」(鳥取県倉吉市下福田)に16日、鳥取県が保護、収容した犬4匹が引き取られた。今後年間最大で犬、猫それぞれ100匹を譲渡し、中長期の飼育で新たな家族を見つけることで、致死処分を現在の約半分にまで減らす。
県が保護した犬を引き取る山根理事長(左)=16日、倉吉市下福田のアミティエ
 引き取られた犬は三朝町や米子市などで保健所が保護、収容した雑種の4匹。薮田千登世県生活環境部くらしの安心局長から、アミティエを運営する動物臨床医学研究所の山根義久理事長に引き渡された。
 引き取られた犬は検査後、ウイルス感染予防のワクチン接種や去勢手術を施し、マイクロチップの挿入、しつけを行い、約3週間後に引き取り家庭を募集する。
 県ではこれまで、収容した犬や猫の所有者が判明しない場合、健康や社会順応性などを見て致死処分しており、2012年度は収容された1559匹中1360匹が致死処分されている。今後は同センターを通して譲渡を進めることで、致死処分を2023年までに犬猫計560匹にまで減らす。
 県くらしの安心推進課は「アミティエができたので保健所に持ち込めばいいという安易な考えの依頼はやめてほしい。命を見送るまで飼えないのなら、始めから飼わないのも一つの愛情」と警鐘を鳴らしている。
 
 
 
 

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