新潟日報モア より
保護した猫に不要毛布を
新潟市動物愛護センター
保護している猫をリラックスさせたい―。新潟市動物愛護センター(中央区)が、家庭で不要になった毛布の寄付を募っている。猫の飼育ケージに、毛足が長めで柔らかい素材の毛布やマットを敷いたところ、猫がリラックスし母親に甘えるような行動を見せたという。猫のストレス軽減などに効果があるとして、センターは「不要品も動物への愛情になる」と提供を呼び掛けている
愛護センターは飼い主が飼えなくなったり、所有者が不明だったりする犬と猫を引き取っている。犬の収容数は近年減ってきているものの、猫は千匹前後で推移しており、2013年度の収容数は1024匹。
センターでは市内の動物愛護団体から、敷物の寄付を受けている。寄付されたふわふわの毛布をケージに入れたところ、おびえて飼育ケージの奥から出ようとしなかった子猫が安心した様子を見せ、人に懐くのも早かったという。ほかの猫でも同様の様子が見られた。
13年度は142匹が飼い主に戻ったり新しい飼い主にもらわれたりしたが、処分は882匹に上った。センターにいる間は少しでも安らいでほしいというのが、スタッフの願いだ。飼育担当の女性は「猫のストレスを和らげ、少しでもリラックスできる環境をつくってあげたい」と思いを込めて語った。
寄付に関する問い合わせは市動物愛護センター、025(288)0017。
愛護センターは飼い主が飼えなくなったり、所有者が不明だったりする犬と猫を引き取っている。犬の収容数は近年減ってきているものの、猫は千匹前後で推移しており、2013年度の収容数は1024匹。
センターでは市内の動物愛護団体から、敷物の寄付を受けている。寄付されたふわふわの毛布をケージに入れたところ、おびえて飼育ケージの奥から出ようとしなかった子猫が安心した様子を見せ、人に懐くのも早かったという。ほかの猫でも同様の様子が見られた。
13年度は142匹が飼い主に戻ったり新しい飼い主にもらわれたりしたが、処分は882匹に上った。センターにいる間は少しでも安らいでほしいというのが、スタッフの願いだ。飼育担当の女性は「猫のストレスを和らげ、少しでもリラックスできる環境をつくってあげたい」と思いを込めて語った。
寄付に関する問い合わせは市動物愛護センター、025(288)0017。