Quantcast
Channel: 動物との共存を目指して
Viewing all articles
Browse latest Browse all 7979

網走市が保護犬、猫の飼い主探しに協力 殺処分ゼロ継続へ

$
0
0
伝書鳩さんより

網走市が飼い主探しに協力

2015/01/14掲載(網走市/社会)

保護犬、猫

保護された犬や猫などの飼い主を見つけるため、網走市は告示書類に写真を載せる前例のない取り組みを進めている。オホーツク総合振興局からの公示依頼に応じ、市は「少しでも効果があれば」と願う。網走保健所などは写真入りの保護犬・猫情報のホームページを開設して効果を挙げており、小さな命を救うための連携は深まっている。

一匹でも多く…告示書類に写真掲載
殺処分ゼロ継続へ
市役所本庁舎の玄関に掲示

告示書類への写真掲載は、平成25年9月からの試み。担当する市生活環境課によると、今月8日までに計6件の写真入り告示文書を作成し、市役所本庁舎の正面玄関そばにある告示板に掲示した。

 今月6日に掲示された写真入り告示書類は2件。いずれも、網走市内で負傷、衰弱している状態でオホーツク総合振興局に保護された猫で、告示書類には保護した場所や性別、推定年齢、特徴などを記した(写真)。

 市役所の告示板には、様々な告示書類が掲示される。ほとんどが“文字ばかり”で、一般市民が目にとめる機会は少ないと思われる。

 同課職員は2年前、同振興局から保護猫などの公示依頼を受けた際、「写真も載せたほうが文字のみの書類よりも市民の目を引くのでは」と思いついた。実際、先日には、告示板に掲示した保護猫情報に目を留めた市民がいたという。

 告示文書の掲載期間は2日間と定められている。写真入り文書の目に見えた効果はまだないが、網走保健所などのホームページに加えた“視覚作戦”は、同保健所管内において2年連続して更新中の殺処分ゼロにつながっているようだ。 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 7979

Trending Articles